猫の刺繍と猫の織物道具
昨年の個展以来、御無沙汰しております。 今日は「猫」がテーマです。 これは、昨年の展覧会に出品した作品 「JARDIN」 の一部です。 JARDIN (ジャルダン)とは、フランス語で 「庭」 を意味します。 副題が -君の冒険も神様の作った庭での出来事 で、...
織と刺繍の作品展 Metamorphosis
(展覧会の案内状) 10月17日から、22日まで、個展を開きました。 場所は、京都市の四条河原町上る ギャラリーマロニエ。 7年ぶりの個展です。 6日間、本当にたくさんの方に来場いただき、嬉しい限りでした。 この場を借りて、見に来て下さった方々、ご協力いただいた方々に、感謝...
最近の仕事場から
毎日、過酷な蒸し暑さが続いています。 冷房の効いた部屋からは、なかなか出られないのですが、 今日は、手掛けている細長いタピスリーの図案が 「 松 と イスカ 」で、 (イスカとは、松ぼっくりを好んで食べる鳥) 松の観察と写真撮影に、北野天満宮へ行きました。...
過去を振り返って・・・2
前回の、「過去を振り返って・・・1」では、ギャラリーで開いた個展について紹介しましたが、 今回は、若い頃のその他の仕事です。 *その1 公募展 学校を卒業してほどなくして、朝日現代クラフト展が始まりました。 第1回目の展覧会に出品して、奨励賞を頂きました。...
過去を振り返って・・・1
今年、60歳になります。 昨年、手指を痛めたこともあって、年齢という事も考えなければならなくなってきました。 これからも、ずっと仕事を続けたいのなら、 仕事のやり方、体の使い方を考えねばなりません。 ちなみに、最近は、左手を使うことを増やす努力をしています。...
香水 -作品「調香師」後書き
3,4年前の事でしょうか。 香り、 といったものが気になってしょうがなかった時があります。 近年、香り産業も盛況で、お香や、香水にとどまらず、 室内のフレグランス、洗濯物の香りづけや、街中のショップの良い香り・・などさまざまです。 人間の五感の中で、...
刺繍の仕事の始まりは…
今日は、私が、なぜ刺繍を始めたのかという事を書いてみたいです。 もともと、絵を描きたいと思っていたのですが、はっきりと、画家を目指す自信がなかったのでしょうか。 なにせ16,7歳のことですから。 とにかく、芸大を目指そうと、高校生の時は、一度も休まず、日曜日はデッサンに通っ...
京都工芸作家協会展
以前のブログで 「旅の見護り」 を、京都工芸作家協会展に出品すると、お伝えしていましたが、 気持ちが変わりました。ごめんなさい。 第37回京都工芸作家協会展には、 「夢は現実・現実は夢」 という作品をだします。 ここ4,5日、額作りに奮闘しています。...
バードウォッチング
寒い日が続きます。でも、冬はバードウォッチングには良い季節です。 落葉した木々に、鳥の姿が目立ちます。 バードウォッチングと言っても、最近はもっぱら、家の近くなんですが・・ 先々週は、初めて シメ という鳥を見ました。 とてもくちばしが太い鳥で、見つけた瞬間、あっと思いまし...
作品「旅の見守り」の完成・パネル作り
作品「旅の見守り」の続き。 作品の中の、旅する女性の肩に、鳥をとまらせることにしました。 前回ブログに書いたように、光の刺繍は透明感を、人物にはしっかりした重みを感じるように・・ ということで、 人物の肩にのる鳥も、太い糸で、しっかり刺繍することにしました。...